車中泊で使うマット何を買うべきか悩んでいるときは温かくなる仕組みを理解していけば
何が必要か自然にわかってきます。
今回のテーマは熱の伝導について。
伝導は熱が接した所で高い温度から低い温度へ熱が移動する事をいいます。
寒い季節に缶コーヒーをもつと手が暖かくなりますね。
これが熱の伝導です。
高い温度(缶コーヒー)から低い温度(手)に熱が移動して手の中が暖かくなるのが簡単な例になります。
車中泊に置き換えてみると高い温度が体の熱で
低い温度が、外気、にあたります。
高い熱(体の熱)が周りの低い温度 (床、外気)に触れて熱が体から外へ逃げていくのが熱伝導です。
そしてこちらが底冷えの原因になっているのです。
では、底冷えがという熱伝導が行われないためにはどうしたらよいか?
熱の伝導がしにくい物を間に入れればよいのです。
熱伝導がしにくい物・・・・じつは身近な者が熱伝導しにくい物があります。
答えは・・・・・・空気です。
ただし空気は対流が起きて熱伝導とは異なる熱の移動が発生するので
空気が対流しないように小さな空間に閉じ込める必要があります。
空気が対流しないように小さな空気の層を何重にも重ねて熱が逃げないようにする。
中の空気は熱を逃がさず、外の空気は寒さを通さないで快適な暖かさを得ることができます。
マットも空気の層がたくさん重なっているものを選ぶと下からの熱(寒さ)を抑えて快適に睡眠ができるようになります。